グリーフケアを学ぼうと思った理由
母を亡くし、多くの人に助けられて今があります。
自分の中で、有り難かった応対、傷ついた対応の中で自分と向き合い乗り越えてきました。
グリーフケアをその経験や概念のない人に伝える術が欲しかったのです。悲しみをケアするのは専門家ではなく、身近な人間だからです。私たちは死とともにあり、誰もが送り送られます。その時にどんな対応ができるのかを理解しておく必要があります。昔は死が身近にあり、当たり前のようにお葬式をだし、地域社会や儀式がグリーフケアの役割を果たしてきました。それがなくなりつつある今、新しいケアの形を必要としています。そして新しくグリーフケアに基づく共同体を実現することにより、孤独死や、詐欺被害そういった不安の軽減に役立つものと考えています。
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