自分をケアする視点を育てる
未病という言葉を聞いたことがありますか。
病気になる前の状態です。そこにはたくさんのグリーフ(悲しみ)があります。
高血圧とか、メタボリックシンドロームという体の変化は目に向けやすいです。それ以外に自分の抱えているグリーフに目を向けてみることで、身体の抱えている問題を改善できることがあります。
グリーフは抱えていると思っていないことがほとんどです。自分の中で見ないふりをしたり、仕方ないことだからで片付けてしまいます。一回、自分の中で受け入れてあげることが小さな元気の素になります。
私は、何度か手術をしたことがあります。もともとは盲腸です。そのお腹の中の傷が3年に一回くらい化膿して、開腹手術をしています。いつもストレスですと言われます。いわれてみればそうだったのかなぁと思います。引っ越しで環境が変わったり、受験のことがあったり、状況には対応しているように見えても、自分の心がいっぱいいっぱいだったのだと今になって思います。
手術のあと開き直った感覚があったのも事実です。痛みと闘ったことが自信になった気がします。身体の不調は、心の不調と密接に関りがあることがわかります。
自分の悲しみ探しをして、自分で癒してあげること。悲しみを引き受けているのは、自分自身、人や状況がきっかけであったとしても、それをどう受け取り、昇華させるかはすべて自分次第です。自分をケアする視点を育てていけるようにしたいものです。
たくさんの感謝と愛をこめて
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